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2007年6月20日 (水)

教育関連法案

教育関連法案が可決されたらしい。以前に改正された教育基本法に絡んでのものらしいね。ただ,この改正には問題がある。

何でも決め付けだからね。学力不足はゆとりの責任。しかし,現在,給食費未納などの保護者の教育に関する無関心の問題には触れていない。そこが問題な場合は,時間増やしても無駄だよ。それに,保護者が問題視される中,大人の対応ができない教師が増えている。規則や成績をつける権力を振りかざして子どもたちにいうことを聞かせようとする。だから,それが効かない大人とどう向き合えばいいのかわからない。

授業数が増えれば,それだけ,教師には保護者と向かい合う時間も増える可能性がある。ますます,精神的に追い込まれる(これ自体も問題だけどね)教師が増えるかもね。

一方で,話題になった親学。親ってのは難しいもんで,大体,今の世の中少子化の影響もあって子どもをたくさん育てた親がいない。つまり,親として子どもを育てる経験を持った人が少ないわけだ。それなのに,どういうわけか,親学がわかる人がいるらしい。

学校というある意味一義的な箱の中で子どもと向き合う場合,それまでの教師経験が生かされる場合もあるだろう。しかし,親というものは無限の環境条件を備えた家庭という生活基盤の中で子どもと向き合うわけだ。そのケースを経験したことがないわけだから,どうしても行き当たりばったり。それはしょうがないと思う。危険なのは親というものはこういうものという決め付け。それぞれの家庭環境にあっていなくても,原則はこうといわれるとそう思われてしまう。家庭教育,親学に定説はないよ。

とにかく,多角的な視点で考えられてない法案が通っちゃった。ついでに面白いのは,予算だ。

予算を決めるのは政府だけど,法律に予算はつきものだから,議員立法などでも予算付けが必要な法律の提案は可能らしい。それくらい,法律とお金はセットとずいぶん前から考えられていたそうな。

ところが,この関連法案には予算がつかない。つまり,いろいろ新しいことも決めたけど,今あるお金でやってちょうだいねってこと。

だから,本気で考えられているのか,審議時間の不足,予算なしの点からわかんないね。

これだけのことをやったという実績作りとしか見えないけど。中身のない,もしくは薄っぺらい法案を成立させて,実績として選挙に挑む。

国民にそれがわからないと思っているから,選挙の前にそんなことをする。つまり,国民を馬鹿にしているわけだね。そういう風に国民を馬鹿と思っているから,一方方向の見方しか必要ないと思ってるのかもしれない。

何様になってるんだろうね,きっと。

多分,教育が必要なのはそういう人たちにではないかな。

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